問題
もしお客様のSocket MobileのスキャナーがAndroid 8のデバイスにアプリケーションモードで接続することが難しい場合、アプリケーションがAndroidのシステム変更に影響されている可能性があります。Android Oreo (バージョン 8+)からAndroidのアプリがデバイスのBluetoothアドレスをプログラムに従って取得することができなくなりました。ユーザー自身でもBluetoothアドレスをコピペすることができません
市場に出ているほとんどのSokcet Mobileのスキャナーにおいて、AndroidのデバイスのBluetoothアドレスを取得することは、アプリケーションモードで接続を行う重要なステップであり、SDKを通して自動的に行われてきました。Android 8での変更によってユーザーに直接AndroidデバイスのBluetoothアドレスを取得する必要がでてきました。
注意:この問題は下記の場合にのみ起こります
- お客様がアプリケーションモードで接続している時。(デフォルトであるHIDモードで使用している際には通常通り機能します。)
- お客様がAndroid Oreo、またはそれ以上のバージョンのものにアプリをインストールする場合。CompanionをAndroid Nougatかそれ以前のバージョンのAndroidにインストールしていて、Oreoにアップグレードする場合には、問題はありません
解決方法
私たちはこちらの問題に長い間取り組んでおります。Googleと解決に向けての試み、有効な結果が出ておりませんが、新規のお客様とデバイスを使っている既存のお客様にソリューションを見い出しました
新しいスキャナーの購入を検討されているお客様へ:
私たちの最新のモデルと今度のモデルにはビルドイン自動接続機能(ACC)が組み込まれており、Android 8のアプリケーションモードのペアリング問題を解決するだけでなく、プロセス自体を大幅に簡略化します。以下のデバイスリストがこの機能を持っています。
- SocketScan S700
- SocketScan S730
- SocketScan S740
- DuraScan D760
- SocketScan S840
- SocketScan S860
- SocketScan S800 (revision number Pまたは、それ以降)
- SocketScan S850 (revision number D または、それ以降)
- DuraScan D750 (revision number Dまたは、それ以降)
- DuraScan D730 (revision number J または、それ以降)
- DuraScan D700 (revision number G または、それ以降)
- DuraScan D740 (revision number C または、それ以降)
Revision numberはどこで確認できますか?
リストに載っている自動接続機能(ACC)のスキャナーにはアプリケーションモードでペアリングする2つの方法があります。

スキャナーと同梱のスターターガイド
の中にこのバーコード見つけることができます
古いモデルのスキャナーをご利用中の方へ:
- 最新のSocket Mobile Companionアプリ内の指示に従ってスキャナーをアプリケーションモードで接続します。アプリはAndroidデバイスのBluetoothアドレスを案内します。なお、こちらの操作が必要なのは一回のみです
- スキャナー接続が必要な場面でお客様のビジネスで使用しているアプリを起動します。もしSocketScan10のキーボードを使用している場合は、SocketScanアプリはCompanionが対応していなく一緒に使用すると接続障害を起こすため、新しいSocket MobileのSMキーボードに切り替えることを推奨します。